下呂にあるお蕎麦屋さん、「仲佐」。本当はもっともっと行きたいお店ですけど、2年ぶりの訪問となりました。一番最初に訪問したのが1997年5月20日のことでした。拓ちゃんママ(と言ってもその頃はまだ独身。ちなみに私も独身の時よ)と二人で行ったのが初めです。この時、私も拓ママも大感激でした。奮発して6000円のコースを食べたんだっけ(今はもうないですが)。それから6度目の今回の訪問。旅の最後に「仲佐」の蕎麦を食べられて、本当に良かったです♪
朝から雨の降るこの日、旅館から「仲佐」へと向かうタクシーの中でも胸はドキドキでした。お店に着いて引き戸を開けるとすぐに「いらっしゃいませ~」の明るい声が響いてきます。ああ仲佐に来たんだなぁと嬉しい気持ちでいっぱいになりました。いつもの一番奥の、中庭が覗ける席に案内されてほっと一息。

「またまたご無沙汰しました。」が定番の挨拶になってしまったけれど、本当に年に一度は行きたい思いです。「誰かさんは毎年の古川への旅の帰りに寄ることが出来るからいいけど。そもそも私が紹介したお店なのに、私を差し置いて私よりも来る回数が多いなんて、ずるいですよね~」、と耳タコのことをまたまたお店の中でこぼしたりしたもんだから、笑われてしまいました。
この日はお定まりの”おまかせ蕎麦料理”を事前にお願いしていました。最初は「きな粉豆腐」です。仲佐さんで初めて頂きました(ほかでももちろん頂いたことはないです)。大豆を石臼で挽いて自家製きな粉を作っているんだそうです。

そして「岩茸(いわたけ)」。真っ黒で驚きました。天然の滋味深い味わいがしました。写真は残念ながらぼけてしまっててがっくり。それから「蕎麦掻きときのこの鍋」です。いくちや天然なめこなど。油揚げは信州奈川に玄そばの買い付けに行ったときに買ってきたものだそうです。飛騨葱も美味しかったぁ。美味しい葱は好きです。私が葱まで完食したので酔流亭は肩透かしくった顔してました(笑)。これで一人前なのでボリュームあります。去年から始めたそうでみなさんにとっても人気があるそうですよ。この季節ならではのものが鍋につまってて本当に気持ちまであったまる一品です。

海老芋を揚げたもの。銀杏を添えて。

そして蕎麦です。まず冷たい「ざる」から。わ~、「仲佐」の蕎麦だ~!芳しい蕎麦の香り。口にふくむと穀物の風味が広がります。しなやかな歯ざわりでありながら力強さも感じてとても美味しい。

そして「釜揚げそば」。初訪問のときに「湯だねそば」というのが出ました。それと同じような感じのお蕎麦です。まるで生まれたてのような、蕎麦が本来持っている素朴さを強く感じました。ほほがゆるむ美味しさです。

最後は甘味の「そばまんじゅう」です。中はふんわり柔らかな蕎麦掻きと、白あずき。そして自家製きな粉がまぶさったおまんじゅう。他のどこでも味わえないもの。

すべてが美味しくて美味しくて、本当に幸せでした。いつも温かいもてなしをしてくださるご主人や奥様、お姉様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
電車の時間がせまってきて、去り難い気持ちを吹っ切ってお店をあとにしました。ああ、今度はいつ行かれるのかな・・・・。
☆前回の訪問・2006年12月1日のときの日記です。
http://hanamaki3.exblog.jp/6203899/